
このような疑問を解決します。
「メモの魔力」とはshowroom代表の前田裕二氏が考案したノート術(メモ術)です。
ノートにとったメモを、
- 事実
- 抽象化
- 転用
の3つのプロセスを踏むことによって、思考の枠を広げてアイディアや物事の本質を見る目を養います。
紙に書き出す行為に慣れていない人にとっては、最初は難しく感じます。
なので、まずは紙に書き出す行為に慣れるための方法を紹介します。
それが今回紹介する「0秒思考」です。
この記事の内容
- メモの魔力ができない理由
- メモの魔力の下地作り
- メモの魔力がスラスラ書ける方法
▶メモの魔力の具体的な方法はコチラ
▶0秒思考の具体的な方法はコチラ
タップできる目次
メモの魔力が上手くできない理由

メモの魔力は、メモしたことを「事実→抽象化→転用」させ、思考の枠を広げるメモ術です。
このプロセスが上手くできない理由が下記の2つです。
- 上手く言語化できない
- 上手く抽象化できない
上記2つの「言語化」と「抽象化」は何度もノートに書き出すことによって、鍛えることができます。
しかし、上手くできないストレスから挫折してしまう人が多いのも事実です。
上手く言語化できない、上手く抽象化できないと感じるのは思考のスピードが遅いからです。
時間をかければできることでも、結果を早く求めすぎるあまり「できない」と感じてしまいます。
なので、このスピードを上げてあげれば「できない」と感じにくくなります。
そして、このスピードを上げてくれるのが「0秒思考」です。
メモの魔力は0秒思考とセットが良い
それではさっそく、メモの魔力を身につけるための下地作りについて解説します
と、その前に「0秒思考」について簡単におさらいします。
0秒思考とは?簡単に解説
0秒思考とは元マッキンゼーの赤羽雄二氏が開発したメモ書き術です。
A4の用紙に思いついたことを1分で書いていくだけのシンプルな方法です。
準備するものはこちらの2つ、
- A4のコピー用紙
- ペン
毎日1分✖︎10枚=10分でできるので時間もあまりかかりません。
(最初は1枚につき2分くらいかかるかも)
詳細はコチラの記事で解説しています。是非参考にしてください。
メモの魔力と0秒思考のセットが良い理由
「メモの魔力」と「0秒思考」は2つセットでやることをおすすめします。
理由は以下の通り、
0秒思考で思考の瞬発力を鍛えると、メモの魔力のプロセススピードが爆速。
もう少し詳しく解説します。
0秒思考で思考の瞬発力を鍛える
0秒思考の目指すところは文字通り「0秒」で思考を行うことです。
思考をするというよりかは、閃きのようなものです。
パッと思い浮かぶレベルです。
0秒思考も量は必要ですが、メモの魔力よりも考えずに取り組むことができるのでハードルは低いです。
思考の瞬発力が上がるとメモの魔力は爆速
メモの魔力は事実を抽象化し転用する思考術です。
「事実→抽象化→転用」のプロセスが早ければ早いほど、たくさんの思考をアウトプットし記録することができます。
そのためには、一つのプロセスに時間をかけすぎないことが大切です。
つまり、0秒思考で鍛えた思考の瞬発力があると「事実→抽象化→転用」のスピードが早くなります。
そして、メモの魔力のプロセススピードが上がれば思考の回数も増え、段々とコツを掴めてきます。
具体的な方法を解説
それでは、僕が実践している方法を解説します。
まずは、準備するもの
- A4のコピー用紙
- メモ魔で使うノート
- ボールペン
A4のコピー用紙
0秒思考で使います。ノートよりもコピー用紙がおすすめ。
僕はクリアファイルに入れて30枚くらい持ち歩いています。
メモの魔力を書き出すノート
過去の記事で紹介したMDノートを使っています。
書きやすさと罫線の薄さ、そしてこのシンプルな作りで用途は自由。おすすめです。
>>MDノートがおすすめな理由は6つ|MDノート方眼レビュー
書くもの・ボールペン
ボールペンは複数持ち歩いていますが、使用頻度が高いのがコチラ。
ジェットストリームのラバータイプです。通常版に比べて少し高級感あります。握った感じも滑りにくくちょうど良いです。
毎日、0秒思考を実践する
0秒思考はあまり考えずにできる作業です。
コピー用紙1枚につき1分で頭に浮かんでいることを書き出します。
1日トータルで10分から20分あればできので、毎日欠かさずやります。
特におすすめなのが起床した時です。
朝起きた時に、頭の中でモヤモヤしていることを書き出します。
こうすることで、0秒思考をやりつつ朝からスッキリできるので一石二鳥です。
そして大事なのが毎日継続することです。
毎日継続することで、思考の瞬発力が身につきます。
また、筋肉と一緒で休む期間が長くなると、せっかく身についた思考力も衰えます。
継続してトレーニングすることが大切です。
毎日、メモの魔力を実践する
毎日持ち歩いているメモ魔用のノートにメモしていきます。
考える時間がないときは、事実(ファクト)のみメモします。
- 朝のニュースで気になったこと
- 職場できになったこと
- ふと思い浮かんで気になったこと
- 感情が動いたこと
と、気になったことはできるだけ直ぐにメモします。
特に、自分の感情が動いたことに関しては積極的にメモするようにしています。
なぜなら、自己分析ができるからです。
自己分析ができると、自分を客観的に見ることができ、落ち着いて判断ができるからです。
ここでも大切なのは、毎日継続することです。
毎日たった一つでも良いので継続することが大切です。
メモの魔力がスラスラ書けるようになるには【まとめ】
それではこの記事のまとめを簡単におさらいです。
メモの魔力のノート術が上手くなるには、
- まず0秒思考で思考の瞬発力を鍛える
- 毎日継続する
- 結果を追い求めすぎない
ノートや紙に言葉を書き出すのが苦手なら0秒思考で思考の瞬発力を鍛えましょう。
言葉も難しく考える必要はなく、小学生でもわかるレベルでOKです。
大切なのは考えたことをアウトプットする力。
そして、この思考術を身につけるには習慣化する必要があります。
そのために必要なのが毎日継続すること。
最後に、挫折しないためにも最初から結果を追い求めすぎないこと。
毎日コツコツ継続して実践すれば、いつの間にか身についています。
それでは今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!