[st-kaiwa2 r]即断即決即行動している人を見るとうらやましい。自分も行動できる人間になりたい・・・[/st-kaiwa2]
このような悩みを解決します。
こんにちは、
0秒思考のメモ書きが大好きなナミアツでございます。
今回は即断即決、即実行できる行動力を意図的に作るトレーニング方法をご紹介します。
「明日から即行動できる」とまでは行きませんが、筋トレのようにジワジワと効いてきます。
そして一度このトレーニングによって思考の筋肉をつけてしまえば、モヤモヤする時間が減少し、ストレスも少なくなることでしょう。
それでは、早速行きまっしょい٩( ‘ω’ )و
こんな方におすすめ
- 行動力を上げたいと思っている人
- 即断即決ができず、問題をいつも先延ばしにしてしまう人
- 即行動に移したいけど、なんかモヤモヤしてスッキリ行動できない人
- 簡単で行動力が上がる方法が知りたい人
結論:即断即決、即実行する力を得るためには
結論はシンプルで、下記を繰り返せば、即断即決、即実行する力は上がります。
- 【結論】問題と向かう回数を増やす
- 【方法】0秒思考のオプションとフレームワークのトレーニング
- 【結果】全体観が上がり、即断即決、即実行する力がつく
今回のトレーニング方法については、こちらの書籍に詳しく載っています。
なぜ即断即決、即実行がオススメなのか?
そもそもなぜ即断即決が必要なんでしょうか?
別にゆっくり考えて慎重に判断しても良いと思いますよね。
その方が失敗も少ないですし、成功への近道とも取れます。
ではなぜ即断即決、即実行がオススメなのか?
それは、「不安や焦りといったストレスが少なくなるから」です。
つまり、
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
即断即決、即実行を繰り返すことによってPDCAの回転率を上げることができます。
[/st-mybox]
PDCAの回転率をあげると、それだけ経験の数も増えていきます。
そして経験の数が増えると、解決できる問題も多くなります。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
解決できる問題が増えると、同じ出来事が起こった時にもう解決できてしまうので、「これは問題だ!!」と捉えなくなり、不安やストレスを抱えなくなります。
[/st-mybox]
例えば、小さい頃に自転車に乗れなくて、自転車に乗るたびに怖い思いをしたことはないでしょうか。
怖いと感じる=ストレス
何回も練習するうちに乗れるようになり、自転車への恐怖心も少なくなっていきます。
このプロセスはPDCAを繰り返していると言えます。
自転車の練習を先延ばしにすればするほど、いつまでたっても不安や怖れは消えません。
早い段階で問題解決してしまったほうが、結果的にストレスを抱える時間を短くすることができるのです。
即断即決、即実行をおススメする理由
早い段階で不安や怖れがといったストレスを感じなくなるので、結果的にストレスにさらされている時間が少なくなるから
即断即決即行動で不安やストレスを軽減するために必要なこと
即断即決、即実行が出来るようになるには、課題に対する「全体観」を持つことが必要です。
0秒思考の著者、赤羽雄二氏は即断即決、即実行できない理由を以下のように述べています。
結論から言うと、即断即決、即実行ができない根本的な理由は、対処への正しい「全体観」を持てていないことだと考えている。逆に「全体観」さえ持てれば、あとは必要な時に、自然と即断即決、即実行ができるようになる。(引用:0秒思考 行動編)
課題を解決するために全体観が必要な理由
全体観とは自分が取り組む仕事や課題の道筋やプロセスが見えていて、どこが重要なポイントか理解していることです。
例えば、暗い夜道でライトを持たずに歩いているとすると、
「何かにぶつかるのではないか」
「この道で本当にあっているのか」
「進んでいる方向はあっているのか」
と不安に思います。
しかし、手元にライトがあると少し先まで見えるようになります。
立ち止まって周囲を照らせば、明るくなり進むべき方向がわかります。
全体観はこれと似たようなもので、
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
自分の抱えている問題を一部だけ見るのではなく、全体を照らすことで視界を広げることができます。
[/st-mybox]
視界が広がると進むべき道筋が見えたり、重要なポイントが見えたりすので、問題を解決するには「全体観」を持つ必要があるのです。
全体観を育てるトレーニング
- オプション
- フレームワーク
「全体観はどうやったら持つことができるのか?」
全体観は意識的にトレーニングをすることによって身に付けることが可能で、そのために必要なことは「オプション」と「フレームワーク」のトレーニングです。
全体観を育てるオプションとフレームワークとは
全体観を持つための方法を紹介していきますが、その前にオプションとフレームワークを簡単に解説します。
0秒思考ワークメソッド:オプションとは
- 自分の課題に対して取り得る選択肢の深掘り
- その選択を取ることによって、どのような影響があるか
- 客観的な評価基準に基づき、評価する
この選択肢の深掘りが瞬時にできるようになると、問題が発生した時でも慌てず対処することができます。
なぜなら多くの場合、問題が生じたときに慌ててしまうのは、取るべき行動が分からないからです。つまり選択肢が出てこない。
このオプションのトレーニングをすることによって選択肢の数を増やすことができます。
具体的には、0秒思考のメモ書きと同じくA4の紙一枚に書き出すだけのとても簡単な方法です。
なぜこのオプションが必要なのか
人は常に選択しながら行動しているので、選択の精度を上げることで問題解決が早まるからです。また見当違いの選択をする確率を減らすことによって無駄な失敗を減らすことができます。
0秒思考ワークメソッド:フレームワークとは
文章で説明するよりも、下記の図を見ると分かりやすいです。
例えば、縦軸を緊急度、横軸を重要度として物事をこのフレームの中で整理してみます。
一旦頭の中で考えていることを書き出し、目に見える形にすることによって物事を客観的に捉えることができます。
なぜフレームワークが必要なのか
フレームワークに従って物事を書き出していくと、物事の一部分だけではなく全体像がわかってきます。
これを頭の中だけでやろうとすると、考えたことを忘れてしまい、全体像を掴みきれなくなります。
またフレームワークに落とし込むとカテゴリー別に分類されるので、横と縦の繋がりが分かり、全体観をあげることができます。
オプションとフレームワークの具体的なトレーニング方法
ここから先は、全体観を高めるためのオプションとフレームワークのトレーニング方法を解説していきます。
用意するものはA4の紙とペンのみです。
全体観を上げるトレーニング「オプション」
オプションのトレーニングは簡単に書き出すと以下の4つになります。
全て1枚の紙の上で作業します。
- 選択肢を紙に書き出す
- 目的と制限に従って絞り込む
- 親子間・兄弟間の関係を見直す
- 選択肢に対する評価基準を設定し、◎◯△×で評価する
それでは、「夏休みの過ごし方」をテーマに4つのステップを解説したいと思います。
[st-step step_no=”1″]思い込みを捨て、選択肢を広げる[/st-step]
この段階では制限を加えず、思い浮かんだ選択肢を書き出していく。
テーマ「夏休みの過ごし方」
- 自宅で家族とのんびり過ごす
- 家族は実家へ、自宅でひとりのんびり過ごす
- 国内旅行
- 海外旅行
- 世界一周旅行
- 家族でプールやBBQを楽しむ
- 友達家族で旅行
- 夏休み返上で働く
- 好きなアーティストのコンサートに行く
- etc・・・
[st-step step_no=”2”]目的と制限に従って選択肢を絞り込む[/st-step]
選択肢を広げた後は、現実的にできることに絞り込みます。
夏休みの過ごし方で、予算と日数、家族との時間という制限を加えて見ましょう。
例えば、世界一周旅行に行くという選択肢があったとしても、予算の関係上現実的に無理なら選択肢から除外します。
- 自宅で家族とのんびり過ごす
家族は実家へ、自宅でひとりのんびり過ごす- 国内旅行
- 海外旅行
世界一周旅行- 家族でプールやBBQを楽しむ
友達家族で旅行夏休み返上で働く好きなアーティストのコンサートに行く- etc・・・
[st-step step_no=”3″]親子間・兄弟間の関係を見直す[/st-step]
親子間というのは、課題が「夏休みの過ごし方」この場合は「今年の長期休暇の過ごし方」などです。
兄弟間は、「夏休みの過ごし方」と同じレベルのもので、例えば、「GWの過ごし方」や「年末年始の過ごし方」などが挙げられます。
今回の例だと、国内旅行と海外旅行が兄弟間に該当しますね。
この3つを意識すると、全体観が育っていきます。
- 選択肢を広げる
- 目的や制限を加えてみる
- 親子間、兄弟間の繋がりを考える(縦と横の関係)
[st-step step_no=”4″]選択肢に対する評価基準を設けて評価する[/st-step]
「夏休みの過ごし方」では評価基準を本書を参考に4つに絞っています。
- 楽しさ
- 目新しさ
- 親孝行度
- 費用の少なさ
オプションで出た選択肢を各評価基準に従って◎◯△✖️で評価し、点数をつけます。
- ◎ 4点
- ◯ 2点
- △ 1点
- ✖️ 0点
実際に点数をつけることで選択肢への評価が客観的に行えるようになります。
オプションの完成形はこのような感じになります。
参考にしていただければと思います。
このオプションの練習を1日4つ程度行うと、親子間・兄弟間の繋がりを考えることになりますので、全体観をあげるトレーニングになります。
全体観を上げるトレーニング「フレームワーク」
- まずは2×2の枠組み(フレーム)を紙に書く
- 縦軸と横軸のテーマを決める
- 考えられる選択肢を漏れなく分類する
[st-step step_no=”1″]2×2の枠組みを紙に書き出す[/st-step]
4つのマスを使って下記の図のように書き出しましょう。
[st-step step_no=”2″]縦軸と横軸のテーマを決める[/st-step]
本書「0秒思考(行動編)」の例を参考にして「読みたい本・雑誌」をテーマにしてみます。
- 縦軸 → 読む目的
- 横軸 → 本か雑誌か
[st-step step_no=”3″]選択肢をもれなく分類する[/st-step]
読みたい本や雑誌がマトリクスのどの部分に該当するか考えながら分類していく
フレームワークで思考を整理することによって、問題点や考えていることがはっきり分かるようになります。
わからなくてモヤモヤしていたものが無くなり、客観的に物事を捉えて不安なく行動できるようになります。
即断即決、即実行しない多くの場合は「逃げ」である
即断即決、即実行しないのは「逃げ」である理由は2つ。
- どうしていいか分からない
- 本当はわかっているに直視しない
どうしていいか分からない
解決策はシンプルで、「調べる、誰かに聞く」これだけでOK。分かろうとする努力に踏み切れないのであれば、逃げているだけです。
本当はわかっているのに直視しない
- 臭いものに蓋をしている。
- 現実をみようとしない。
- なぜなら、行動しないほうが楽だから。
- 問題が解決されないので、結局避け続けている。
時と場合によっては「問題から逃げる」ということも必要かもしれません。
しかし、問題を解決した数が多いほど、知識と経験の幅は増えます。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
人は、分からないことに対して、不必要に不安や怖れを抱き、ストレスを感じてしまいます。「分からなかったことが、分かるようになる」と不安や怖れが少なくなり、ストレスも感じにくくなります。
[/st-mybox]
そのための、第一歩が紙に書き出すこと。
0秒思考、めちゃくちゃおススメです。
それでは今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。