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Twitterのフォロワーを増やすための方法|心理的側面から解説

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TwitterやFacebookなどSNSを利用していると気にしてしまうのがフォロワー数。
SNSを始めた時ってフォロワー数が増えていくのが楽しみに感じたりしますよね。

色々な人に注目されている。
同じ仲間がたくさんいる。

フォロワーを短期間で増やす人もいれば、中々フォロワーが増えなく悩んでいる人も多いかと思います。

今回の記事ではフォローしたくなる心理の一つである「返報性の法則」について解説します。(応用して使えば、フォロワー獲得以外にも使えますのでオススメです)

具体的な方法だけ知りたい場合は、「5.返報性の法則を利用してフォロワーを増やす方法」を参照してください。

この「返報性の法則」を知ることによってこんなことがわかります。

[box05 title=”この記事で得られること”]

  • フォローしたくなる心理が理解できる
  • SNS初心者がフォロワーを増やす方法がわかる
  • 好きな人と食事に行ける確率があがる(応用)
  • 仕事で自分の主張を通しやすくなる(応用)
  • 返報性の法則を使ってくる相手に騙されない(応用)[/box05]

 

タップできる目次

返報性の法則とは

影響力の武器 書籍

返報性の法則とは、簡単にいうと無意識に恩を感じている相手に対して、その恩を返さなければいけないと思ってしまう事です。

返報性の法則が厄介なところは、相手が好き嫌いに関わらず作用してしまうという事です。

 

世界的なベストセラー「影響力の武器」でロバート・B・チャルディーにはこのように返報性の法則を定義付けています。

 

「私たちの身の回りにある影響力の武器の中でも最も強力な武器―返報性のルールです。これは「他人がこちらになんらかの恩恵を施したら、自分は似たような形でそのお返しをしなくてはならない」というルールである。
(引用:「影響力の武器」

 

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この、受けた恩は返さなければならないという義務感を無意識に感じてしまっているので断りづらいのです。

 

返報性の法則の効果

プレゼントを渡す少女

具体的に返報性の法則が利用されているところとは、

  • スーパーの試食
  • 無料の試供品やサービス
  • 新聞勧誘員が無料で渡してくる販促品
  • バレンタインデーチョコのお返し(ホワイトデー)

この中でも一般的には、商品やサービスの無料お試しというのが一番多いケースではないでしょうか。もちろん、無料にすることでユーザーの敷居が下がり、商品を実際に試してもらうという経営上の戦略があるのも事実です。

しかし、心理的側面に注意すると、無料サービスに対して人はどこかで恩を感じてしまっています。

そのため、無意識に受けた恩は返さなければならないと思い、商品を購入したり有料のサービスを契約したりしてしまうのです。

返報性の法則の怖いところは、そのサービスや商品が良い悪いにかかわらず作用してしまうということです。

 

「このルールには恐ろしいほどの力があり、相手に借りがあるという気持ちがなければ、まず断るような要求でさえ、受け入れさせてしまうのです。」(引用:「影響力の武器」)

 

例えば、返報性の法則でよくバレンタインデーが例として挙げられます。これはバレンタインデーにチョコをもらった男性は、相手がどんな女性かどうかは関係なく、ホワイトデーでお返しをしなければならないと思い込んでしまう事です。

プレゼントを受け取ったという恩があり、返さなければならないという義務感が作用しているためです。

 

返報性の法則の種類

返報性の法則は大きく分けて4つの種類があります。

  1. 好意の返報性
  2. 敵意の返報性
  3. 譲歩の返報性
  4. 自己開示の返報性

返報性の法則1:好意の返報性

これは相手に自分から好意を見せると、相手も自分に対して好意を持ってくれるという法則。

例えば、今までは全然意識していなかった人から好きと言われ、急に意識するようになり、そして好きになってしまうという現象。

また、誰かから受けた親切に対して親切を返さなければと感じてしまうことも好意の返報性によるものです。

好意の返報性はフォロワー獲得にオススメです。

 

 

返報性の法則2:敵意の返報性

これは好意の返報性の法則の逆パターンになります。
相手が自分に対して敵意を持っていたら、自分も相手に敵意を持つようになるという法則。

例えば、会社の会議などの場で、相手が自分に対して批判するような口撃を行った時に、相手に対して敵意を感じることなどが挙げられます。

 

返報性の法則3:譲歩の返報性

相手が譲歩してくれたことに対して、自分も譲歩しなければならないと感じてしまうこと。

譲歩の返報性では特に、「拒否させた後に譲歩」が有名です。これは相手が絶対に拒否する要求を出した後に、本来の要求を持ち出し受け入れてもらうこと。

具体的には、

[chat face=”namiatsu01.jpg” name=”ナミアツ” align=”left” border=”none” bg=”blue” style=”maru”]今度一緒に旅行行こうよ〜[/chat]

[chat face=”pantarou2.png” name=”ぱん太郎” align=”right” border=”none” bg=”green” style=”maru”]なぜお前と!?[/chat]

[chat face=”namiatsu01.jpg” name=”ナミアツ” align=”left” border=”none” bg=”blue” style=”maru”]じゃぁ、ランチはどう??[/chat]

[chat face=”pantarou1.png” name=”ぱん太郎” align=”right” border=”none” bg=”green” style=”maru”]まぁ、飯くらいだったら・・・[/chat]

本来の目的は「一緒にランチをすること」だけれども、ここでは敢えて拒否されるであろう「一緒に旅行」という要求をしてみます。

案の定「一緒に旅行」は拒否されますが、この時のぱん太郎の心理は、自分の「旅行に行きたくない」と言う主張が受け入れられたと無意識に思います。(=譲歩してくれた)

ぱん太郎は一度自分の主張を通し、ナミアツが譲歩してくれているので今度は自分(ぱん太郎)が譲歩する番だと思い込みます。

そして本来の目的(ランチを一緒に)が達成されるのです。

[chat face=”pantarou2.png” name=”ぱん太郎” align=”right” border=”none” bg=”green” style=”maru”]なんとっ!![/chat]

 

 

ただし、最初の要求があまりにも大きすぎると、帰って逆効果になってしまうケースもありますので使う際は要注意です。

 

返報性の法則4:自己開示の返報性

自己開示の返報性は、自分の情報を相手に開示することによって、相手も同じ情報を開示したいと思ってしまう法則です。

例えば、自分の学生時代の話や家族の話といったプライベートな話をすると、相手も同じような話をしてくれる場合があります。これが自己開示の返報性です。

[chat face=”namiatsu01.jpg” name=”ナミアツ” align=”left” border=”none” bg=”blue” style=”maru”]うちは兄弟3人でさ〜よく喧嘩するんだよね〜[/chat]

[chat face=”pantarou1.png” name=”ぱん太郎” align=”right” border=”none” bg=”green” style=”maru”]おぉ!!ウチも同じ3人だぞ[/chat]

返報性の法則に含まれる三つの特徴

返報性の法則には3つの特徴があります。

  • 普通であれば通らない要求も通してしまうほどの強い影響力がある
  • 望んでもいない好意を相手から受けた場合にも影響してしまう
  • 相手から受けた恩義以上の恩を返したいと思ってしまう

返報性の法則の特徴に共通するのは、それが無意識に働いてしまうということです。

例えば、プレゼントをもらったお返しは、よく考えれば返さなければいけないと理由はありません。

返報性の法則の怖いところは、論理的に考えれば必要のないことを無意識化で認識してしまうことです。

返報性の法則を利用してフォロワーを増やす方法

ハグする仲間

ここでは、返報性の法則を活用してフォロワーを増やしていく方法を解説します。
とても簡単なので、Twitter初心者にオススメです。

初心者が簡単にフォロワーを獲得していくには

Twitterやfacebookなどのソーシャルメディアでフォロワーを増やしていく簡単な方法は「自分からフォロー」していくことです。

具体的にはフォローではなくても、いいねやリツイートでも同じ効果が得られますが、フォローが一番効果は高いです。

なぜなら、Twitterを例にした場合、相手の欲求を大中小で並べてみると

  • 小 「いいね」
  • 中 「リツイート(RT」
  • 大 「フォロー」

「いいね」よりも「リツイート」
「リツイート」よりも「フォロー」が一番相手の欲求を満たしてくれます。

ユーザーは最終的に「いいね」や「リツイート」よりも「フォロワー」が欲しいのです。

フォロワーが増える心理的側面

フォローしたら必ずフォローバックが得られるというわけではないですが、フォローされる確率は上がります。なぜなら、自分からフォローすることによって相手は「フォローされている」という恩を感じ、フォローバックしなければならないという義務感を生じるからです。この義務感を解消したいと思い、フォローバックするという仕組みです。

 

SNSなどのフォロワーを増やしていきたい場合は、まず自分自身を知ってもらう必要があるので、その機会を「返報性の法則」を活用しながら相手をフォローしていくことが大切です。

 

闇雲にフォローしてもダメな理由

とは言え、誰でも良いから闇雲にフォローするということではありません。

なぜなら、フォローした相手とされた相手に共通点がなければ、なぜフォローされたのかということがわからないからです。

つまり、フォローされる理由がない相手にフォローされたということは、裏に何かあるのではないかと思われてしまい、関係性が薄くなります。

最悪、フォロワーを解除されたり、ブロックされたりする可能性が高まってしまいます。

オススメのフォローの仕方

これは、自分と共通点がある人をフォローしていくのがオススメです。
当たり前かもしれませんが、非常に大切です。

「自分と共通点がある人をフォローする」

なぜなら、自分と共通点がある人であれば共感される可能性が高まるからです。

例えば、自分の趣味がアニメでもフォローした相手はドラマが好き。趣味の話をしたところで共感するところは少なくなります。

また、自分自身も共通の話題を持った人と話をした方が楽しいですし、相手を信頼できるようになりますよね。

「具体的なフォローの仕方」

ではどうやってフォローしていくのかということですが、ハッシュタグなどで検索しフォローしていく方法もありますが、オススメなのは、以下の方法です。

  • 自分が尊敬している人で一歩前を歩いている人をフォロー
  • その尊敬している人をフォローしている人をフォロー
  • 尊敬している人がフォローしている人をフォロー

 

自分が尊敬している人、理想としている人で自分の一歩先を歩いている人をフォローすることです。

ここでポイントですが、あまり自分とかけ離れてしまうと共感が得られない可能性がありますので、もう少しで手が届きそうな尊敬する人をフォローするのがオススメです。

「フォローする時に忘れてはいけないこと」

フォローする時もフォローバックする時も、相手のことを知るようにしましょう。
「フォローされたから機械的にフォローバックする」というのは避けたほうが良いです。

なぜなら、SNSの相手は人間になります。誠実に対応していくことが、あなたのSNSでの価値を高めることに繋がります。

具体的には、フォローやフォローバックする際に、プロフィールはしっかり目を通しましょう。

まとめ

今回は、SNSでフォロワーが増える仕組みを「返報性の法則」使って解説しました。
要点は以下の点になりますので、参考にしていただければと思います。

  • フォロワー獲得の心理に返報性の法則が働いている
  • 返報性の法則は4種類(好意、敵意、譲歩、自己開示)
  • 返報性の特徴は無意識に作用するということ
  • SNSで具体的にフォローすべきは一歩前を歩く尊敬する人
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